ありがとう2022、こんにちは2023

新年だからといって特別な何かをしようというイベント的な期待は全く持っていない。ただ、いい歳の大人になるにつれ、何らかの都合をつけて節目を設定しない限りは、流れてしまう日々をただ惰性で過ごしてしまうことになりかねない。その節目として新年をというのはちょうどよい。

ここ数年ほど、新年を迎えたタイミングでその年にやりたいこと100個を書き出すようにしていた。その中身は全く実現しそうにない夢のようなことから、今すぐにでもできる簡単なことまで色々である。できる・できない、やる・やらないなどは気にせず、とにかくたくさん書き出してみることで、自分の中で重きをおいている分野や優先順位が見えてきたり、実現したい度合いなどが明確になってくることがあるのだ。

今年もそれを書いてみよう・・・と思っていた。ところが人生の先輩のおひとりが新年には「できたこと100個を振り返る」ことで自分を認めることからはじめるとおっしゃった。そうすれば自己理解に基づいてやるべきことが見えてくる、というのだ。

これは過去の実績の積み重ねに全く興味を持たない私にとっては目から鱗であった。未来の夢を自由に描こうとするとき、現実から完全に離れて発想することになる。そうして描いた夢というのは夢のままでは全く実現することができず、現実と結びつけてアクションプランを作成する必要が生じるし、この作業にもそれなりに時間がかかる。

一方で、できたことを振り返る作業というのは同時にこれから何かをする自分を信じるための作業ともいえる。ここで出てくる今年やりたいことというのは、去年の自分を維持するもの、少しアップデートするもの、軌道修正をするもの、そしてジャンプするものとやめるもの、いろいろだが、どれも地に足がついたものだ。自由に夢を描くというとは少し異なるプロセスだけれど、未来の自分に期待を寄せる点は変わらない。

ということで、今年は去年できたことの振り返りからスタートした。

「なんちゃってヨガを1年続けた」

「腕立てふせが10回できるようになった」

今年も維持したい。

「gc autherの機会をいただいた」

今年はアップデートしたい。

「チョコレートを食べ過ぎた」ではなく「まわりの人が呆れるほどに自分の好きなときに好きなだけチョコレートを食べることができた」

今年は手放して普通に戻りたい(苦笑)。

2023年 皆様にとって素晴らしい1年になりますように。

Photo by SIMON LEE on Unsplash

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“ありがとう2022、こんにちは2023”への 1 件のコメント

  1. 本間諭美 より:

    yujiさん✨
    こんばんは

    素敵な写真?デザインですね
    いつもブログや本は拝見しておりまして
    たまたまここにやってきましたら
    とっても綺麗なデザインに惹かれてきました

    今年のこと
    振り返りってワード
    面白いなあと感じました

    またこれからも応援させて頂きます
    ご自愛くださいませ^_^

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