お一日参りの効果効能

3月の始まりに、今年二度目のお一日参りに宮島へ。

一月に、yujiさんに星読みしていただいた折に、私のパワースポットは宮島だと教えてもらってから、毎月1日に厳島神社に参拝することを決めました。お一日参りって、私は今までしてこなかったので2023年の新習慣。

広島港から高速船に乗って30分。朝の厳島神社はとても清らかで、海風にも春の匂い。その日は浮かれて春らしく桜色の装いで参りました。

それにしても、お一日参りは初詣とは全然違いますね。私はこの月一のお参りがとても気に入りました。なんと言うか、神様というスーパー顧問に 1ヶ月見守ってくださったお礼とともに、こんな月でした 新しい月はこんなこと考えています なんて成果と目標を報告しに参る。という感じで、こんな言い方は不躾かもしれませんが、神様をより身近に感じられるのです。

フリーランスの身としては、放っておくと只々月日が流れ、目標とか達成度とか見失いがちなのだけど(そして確定申告で思い知る…… )、自分の中でゆるーく経営会議の場にもなっているなぁと思うのです。他者の目があると思うと(しかも神様!)、背筋も伸びるというか。

参拝した後は御多分に洩れず、おみくじを引いて帰るのですが、これがなかなか意義深いものにもなりました。

というのも、今までおみくじといえば「初詣で一年の運勢を占うためのもの」だと思って引いていたけれど、顧問に報告した直後ということもあって運勢を占うというよりは、「私が今、向かっている方向は合っていますか?」の答え合わせをさせてもらっているように感じたのです。

これって、凄いことなのかも。
だって神様という最上級顧問から、アドバイスが頂けるんだもの、誰の助言より有難いではないの(しかも100円だなんてさ!)。

日々結構迷うわけです。こういうことをしてみたいけど、私に向いてるのかな? やり方間違ってないかな? 全然成果出ないけど、この努力無駄じゃないのかな? って。そんな時に、月に一度のペースで、立ち返って考えたり背中を押してもらえたりするのは、モチベーションの維持にもなったりして有難い。

そして、おみくじを読んでいると、あることに気づきました。

“我を捨てて精進しなさい” とか、”自分の為ではなく他者のために” 的なことが決まって目に着くのです。これ、私が進んで務めなければならないことなので焦点が当たってるのだと思いますが、何にしても、”自分がどうなりたい” ではなく、”自分をどう活かしていくか” に視線を変えていくことは大切だなぁと。

これって本当に難しい… というか、煩悩だらけの人間にとっては悟りの境地だと思うのだけど、でも本来そこに、豊かさのヒントがある気がしますよね。

“顧問” 繋がりでふと読み返したくなったyujiさんの『神様と顧問契約を結ぶ方法』(ワニブックス 2017年)には、まさに自我の手放し方について言及されているページがあって、すごくタイムリーだったので少しシェア。

それは、自分がチェスの駒になって盤上に居るところを俯瞰することで、自分をどう動かせば全体が良くなるかを見渡せる、というもの。社会をボトムアップすることで、結果的には自分も引き上がっちゃう! という話でした(詳しくは本書を)。

きっとそんな視野で物事を動かせる人には、神様もたくさんのボーナスをくれるのだろうなぁと、納得した日でした。

この言葉、染み込ませたい!

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です