Be natural.
2022年3月28日
はじめまして。
この度、3ハウスを担当することになりました 大井愛美です。このようなパ ワーみなぎるサイトに持ち場を頂けて、とても光栄です。きっとこれも星のお導き、読んでくださる方がほっとできるような、これからの時代を心地良く生きるためのヒントが集まる場所にしていけたらと思っています。
これからどうぞよろしくお願いします!
私がグレートコンジャンクションという言葉を知ったのは一昨年末の風の時代の開門の頃でした。
当時は「風の時代って一体なに?」と、掴みどころのない状況に戸惑うばかりでしたが、段々と社会の意識の変遷を目の当たりにすることが増えてきて、ああ、こうやって時代のムードってじわじわとアップ デートされていくものなのだなと実感しています。
ここ最近のパンデミックや軍事衝突などは人々の意識にも大きなブーストがかかり、時代の節目をひしひしと感じますよね。時代が変わるって、”人々の価値観が大きく変わる” ということ。私もまさに風の時代に入って早々、突風に吹かれたように価値観ががらりと変わる出来事に遭遇しました。
そのひとつは初めての出産、もうひとつは母との別れでした。2021年前半、人生の中で最も喜びに満ちた出逢いと深く悲しい別れを立て続けに経験したのです。どちらも人智を超える生命の神秘。それまでの生涯によぎることのなかった「生と死」というシリアスなテーマを否応なしに突きつけられる圧倒的な体験でした。
“人間はなぜこの世に生を受けて、また空へと還ってゆくのだろう? その日が来るまで、私はこの世界でどう生きていこう? ” 来る日も来る日も空を仰ぎそんなことを考えながら、しばらくは白黒の世界を漂うように過ごしていたのですが、ある日ふと虹が掛かるようにぱーっと心が晴れる瞬間が訪れたのです。そしてこの世界にあるものはすべて繋がっているのだと、様々なことをすんっと受け止められるようになったのです。
それからは驚くほどハッピー。
もっと自由に、もっと楽しく、私の人生に関わってくれる周りの人達を大切にしながら、この世界でたくさん素敵な思い出を作ろうと考えるようになりました。今思えば、あれはきっと、母なる宇宙からの贈り物だったのかもしれませんね。それは大きな愛に包まれるような、とても満たされた瞬間でし た。
どうしようもなく傷ついたとき、それを乗り越えるのは決して簡単ではない けれど、再び立ち上がる時にはきっと以前より自分のことを好きになれる し、他者にも優しくなれる。それってまさに愛そのものだと思うのです。新しい時代はそんなふうに築いていくものであれば、きっと未来はより良いものへと進化していくのでしょうね。
話は戻りますが、そんな心身共にハードな時期(今思えば、生まれて間もない娘にこんな悲しい顔を見せられないと必死でした)、日々の支えになって くれたのがフィトテラピー(植物療法)でした。
中でも、心が潰れそうな時に助けてくれたのは「セントジョーンズワート」。サンシャインサプリメントとも呼ばれる、気分の落ち込みをやわらげてくれる、それはそれは素敵なハーブです。私は取り入れやすいタンチュメー ル(チンキ)で毎日摂取していました。
写真は市販の HERBORISTERIE のもの。コスメキッチンで購入しました。こ れをコップ1杯の水に対し小さじ1程度を落として飲むだけです。気分が滅 入っているときや季節性の感情障害(冬の落ち込みや5月病などにも)、不 眠、神経が昂って疲れてしまう時などにも優しく心を落ち着かせてくれます よ! ※医薬品を飲んでいる方は必ず医師に相談してからお試しくださいね。
ティザンヌ(ハーブティー)で飲用するならメリッサ(レモンバーム)もおす すめ。爽やかな風味でお茶にしてもとても美味しいのです。フランスでは 「失恋したらメリッサ」というほど、メジャーで元気の出るハーブなのだそう。私も大好きな植物なのでアトリエの庭でも欠かさず育てています。
夏には青々と茂った葉を籠いっぱいに摘んで、自家製メリッサを作るのが楽しみ のひとつ。
仕事柄、植物に触れることが多いせいか、こうして日々自然に助けられることは本当に多いと感じます。空も木々も花の香りも、物言わずに私たちに優 しく寄り添ってくれる存在。私たちが耳を傾ければ、それに応えて手を差し 伸べてくれるようです。これからの時代を私たちがより豊かに生きてゆくた めには、自然と仲良く上手にコミュニケーションを図ることがすごく大切なのでは? と最近ひしひしと感じています。
奇しくもここ3ハウスは、コミュニケーションや思想を意味するエリア。身近なものへの学びの段階でもあります。無理なく現代の暮らしにフィットする距離感で、私たちの中の自然を呼び覚ます方法を一緒に模索してみませんか?
Be natural.
それは、私たちが心身ともに健やかに、幸せに生きる鍵となるような気がしています。