夕波

先週の真夏の暑さから、台風と。
気がついたら日没は18時半ごろになり、夕暮れは早くなった。
毎日土をいじったり海にいたり、自然に身を置いていると、季節や環境、自然は常に変化して、一瞬として同じ時間はないことに気付かされる。
特に先週から今週の季節の移り変わりは、見事なまでのグラデーションだった。
波がないと遊べないサーフィンは、本当に自然があるから楽しむことができる。
そんな自然の移り変わりを感じ、思うままに時を過ごし、タイミングバッチリで気持ちのよく波をかき分けていく。

気づいたら5日連続サーフィンをしている。
お盆でも休みがなく、むしろ連絡が少なく思い切り仕事もしていたので、さすがに今朝は身体が重くて一休みするつもりだった。

天気予報と波の予報を朝見て、夕方の逗子海岸に波が立ちそうだ。
と思い、出勤時にひとしきり荷物も持って動いていた。
※逗子海岸は奥まった湾なので、サーフィンをできる波が立つことは滅多にない。
だからこそ、地元の人はそのタイミングをいつもうかがっているように感じる。

17時からの打ち合わせは、90分の予定だったところを45分で終わらせて
(本当は30分でも終わった。もっとシュアに行ってよかったと思う)
やはり風は強く吹きはじめ、何やら様子を見てから、慌てて車に戻り着替える。
ばったりあった友人と2人占めの波はオンショアで割れづらかったけど、とても気持ちのいい時間だった。

家族やパートナー、友人、仕事仲間。
全てのタイミングが重なり、自然の中で調和が感じられる瞬間に、自分がどこにいるのか。
どこにあるのか、わからなくなる感覚になることがある。
夕焼けで染まった水面が暗くなるまで、波に揺られて波に乗る。
今日はそんな同調と調和を感じた日。

“夕波”への 1 件のコメント

  1. shanae より:

    早朝サーフィンしかした事がないので、いつか、夕波にうっとりしながらサーフィンをしてみたいっ!そう思いました。

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