幸せを集めてみる
2022年6月26日
自分にとってお気に入りのことや心地よい、快適だと感じることをしているとき、そのどんなところが幸せだったのか考えてみたことはありますか。
例えばカフェでお茶をしていて、小さな幸せを感じているとき。
ひとりの時間が幸せ
お気に入りの服を着てでかけたことが幸せ
周囲に人の気配がほどよく感じられることが幸せ
窓から外の景色を見られることが幸せ
お茶を飲むこと自体が幸せ
静かで空調の効いた環境にいられることが幸せ
その空間のにおい、雰囲気が幸せ
誰かと他愛のない話をするのが幸せ
幸せを感じる要素は人それぞれです。
自分がいま感じている感覚に寄り添ってみて、自分に対する解像度をあげてみると、どんな要素で自分が幸せを感じられているのかを具体的に把握することができます。
そして、
お茶を飲むのが幸せなら、家でおいしいお茶を飲めばよいかもしれない。
窓から外の景色を見られることが幸せなら、電車に乗るのでもよいかもしれない。
静かで空調の効いた環境が幸せなら、カフェでなくても図書館でもよいかもしれない。
こんなふうに、小さなことでも自分を幸せにする方法を知っていれば、もしそのお気に入りのことー例えばカフェでお茶をすることーでなくても、自分を満たしてあげることができます。
そして、ほんとうに幸せなこととは、お金で何かを買ったり、何か非日常の体験をしたりして得ていくものではない何かです。それは、今ここにいること、日常を過ごすことができるということのありがたさを実感できることかもしれません。そんな感覚が得られるようになるのは、自分の心の動きに敏感になって日々の幸せを自分の力で積み重ねていってこそ。幸せは外に追い求めるものではなく、自分の内にあることに気づくこと。そして幸せを感じる力、幸せに気づける力というのは鍛えることができると思うのです。
小さな幸せ、集めてみませんか。