End of Today(あるいは今日思ったこと)

この数日で久しぶりに会う人が多かった。
自分の近況を語るよりも先に、向こうから
「最近は何を撮ってるの?」
「次はどこに行くの?」
「もう日本にいないと思ってた」
と、考えている事を、どんどん先に当てられてしまった。

映像を撮る、写真を撮る、言葉に向き合う。
来年は、次のプロジェクト、というかあり方やモチベーションの先を、撮ること、発することによりフォーカスしたいと思っている。

11月に半年仕込んできたずしワーケーションウィークを終えたら、いくつか国内を巡り、12月にはカンボジア、タイ。
3月はインドに行くことになる、はず。(はず、というのは僕の意志で行き先が決まるわけではないから笑)

どうやらみんなの中にいる「僕」の方が、現実の「自分」よりも随分と未来にいるみたいで、なんだかおかしな気分になった。
けど、自分では気づかないけど案外ブレずに動いているんだな、と少し誇らしくなった。


タイトルは、昨日見た京セラ美術館の、井田幸昌さんの作品展示より。
その日に会った人や心象風景を、その日のうちに描く、というシリーズは、なんとなく聞いたことはあったけど、実物を見て、その迫力と色彩感覚にとにかく感動した。

残しておきたい記憶は、あっという間に薄れてしまう。
僕は、こんな絵は毎日はとても書けないけど笑
自分なり純度で、言葉や写真や映像で、今日を残すことならできるかもしれない。
と思い、久しぶりに言葉をつづっている。
今年は例年ほどSNSを使って来なかったけど、11ヶ月、嬉しかったこと、反省。
美味しかった時間、悲しいこと、たくさんあった。
なんも書かずにきたことを、今こうして書き殴っていて、ようやく気づいてきた。

残していかないな。
と強く思った、日付の変わる15分前。

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