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MOTOKO

Motoko

ヒーラー
アーユルヴェーダ専門家

余命3か月の宣告をうけた母を、15代続くアーユルヴェーダ医師家系のドクターに診察していただいた時の出来事です。
腹診、視診、脈診と手際よく診察をしていったドクターは母にこう告げました。
「その病は18年前の悲しみと絶望が原因でつくったものです。」
18年前と言えば、父が出ていった年。
ドンピシャでした。

この出来事は、今日の私が、心と魂と体と環境(人間関係・社会との関わり方)を包括的にディープにみていくホリスティックなセッションをするワークスタイルになったことに大きく影響しています。

わたしの母が悲しみや絶望という感情が起因となって病気をつくりだしたという事を知った時、わたしはこれまでのカウンセリング中や施術中いつも感じたり映像で観たりしていた”根本原因となっているであろう感情”も扱う包括的なセッションがしたいと思ったのです。

「ホリスティック」という言葉や観点を知ったのは、不登校をエンジョイしていた13歳の時でした。
ハートが震えたのを今でも鮮明に覚えています!
小学生の頃から、宗教や哲学に興味があったわたしがやっと行き着いた観点でした。
今考えてみるとわたしの子供時代はずっと自分探しをしていたのだな~と思います。
ストレートな物言いで頑固なのに加え、報告も連絡も相談もせず唐突に結論だけ言ってしまうという不器用なブッコミ力しか表現方法のなかったわたしは、16歳の時に母にこうブッコミました。
「もうこの家にはいられないので、家を出ます。」
そしてワンルームの賃貸物件を契約しました。

なぜ高校1年生のわたしが自ら一人暮らしをすると決めて、アルバイトで生計をたてながら生きていく人生を選択したのかというと、父がいなくなったあの時なのかどこなのかわからない、どこかの過去で時間が止まってしまった実家や家族の中に居留まる事ができなくなった自分にウソがつけなくなったからです。
本音に正直になって、非常識だけど行動を起こした勇気ある自分を今はほめてあげたいと思います。

そんな自分を好きでもあったけど大嫌いでもあった私は、アーユルヴェーダや哲学の学びに没頭しながら自分の体と心と魂に向き合い、愛し受け入れ、人生を居心地良くしていきました。

自分の人生の居心地の良さを知るには、まずは「自分を深く知る」ことからだと思います。

皆さんが今よりももっと自分らしく居心地よく生きることについて、私の投稿を通じて感じたり、気づいたりして頂けたらこんなに幸せなことはありません!

Motoko プロフィール

ヒーラー アーユルヴェーダ専門家
アーユルヴェーダをはじめとするホリスティック医学に精通、スピリチュアルヒーリングを交えた独自のメソッドで、のべ数千人以上のセッションを行う。外部サロン等へのアーユルヴェーダ導入やセラピスト育成経験多数。潜在意識と肉体を深く観察していくセッションやクラスを開催してリード役を務めている。「独自に超訳したアーユルヴェーダの知恵」「気づきのセルフワーク」をTwitterにて配信中。

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